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You are currently viewing 中期経営計画 Day3|中期経営計画は「作っただけ」で終わらせない|2025.4.10(水)配信【中長期経営計画実行支援/経営計画書/離職率低下/AIによる業務改善/リーダー育成/人材確保】
「中計はつくったけど、進まない…」その悩み、“実行の仕組み”で解決できるかも!

── 実行に移すための3つのポイントとは?


はじめに|中期経営計画は「実行」されて初めて意味がある

中期経営計画を策定したものの、そのまま“棚の上”に置かれていませんか?
多くの企業がこの段階でつまずいてしまいます。実際、計画が「絵に描いた餅」になってしまう最大の原因は、実行フェーズでの“詰めの甘さ”にあります。

そこで今回は、中期経営計画を実際に“動かす”ための3つの実践ポイントを、具体例とともに解説します。


ポイント①:社内共有の徹底

「誰が」「何をするか」を全員が理解しているか?

まず、計画が机上の空論で終わらないためには、全社員への共有と納得形成が欠かせません。特に中小企業では、部署横断的な協力が必須です。

共有の方法例:

  • キックオフミーティングで中計の目的と全体像を説明
  • 月次で社内ニュースやポスターなどの継続的周知
  • 管理職が“現場の言葉”で語ることで浸透率アップ

ポイント②:進捗管理の仕組み化

「見える化」で、止まりを防ぐ

次に必要なのが、KPI(重要業績評価指標)による進捗管理の導入です。
「誰が・いつまでに・何を達成するか」が明確になれば、計画は“実行”へと変わっていきます。

たとえば:

  • 目標:新規顧客数 月30件 → 週次でチームごとにレポート提出
  • 達成度合いに応じて“表彰やフィードバック”を導入する

ポイント③:柔軟な計画修正

変化に強い中計は「定期的に見直されている」

昨今の経営環境は急激に変化しています。だからこそ、**年に一度の“ローリング形式”**で中計を見直す仕組みが有効です。

修正を前提にする利点:

  • 課題の早期発見と対応
  • 外部環境の変化に合わせた“戦略の微調整”
  • 社員の納得感が高まり、実行意欲が持続

まとめ|中期経営計画は「育てていく」もの

  • 計画策定はスタート地点にすぎません
  • 実行のためには「共有」「管理」「見直し」の3点セットが不可欠
  • “動かす仕組み”が整って初めて、計画が“成果”になります

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